詳しい仕組み
スピーカーの水抜き音はどう働く?
スマホのスピーカーは金属メッシュの奥にある小さな振動板です。シャワー、雨、プール、洗面台などで水が入ると、水滴は表面張力によってグリルの中や振動板との間に留まります。水が振動板の動きを抑え、音の通り道を塞ぐため、音がこもります。
仕組みは物理的なものです。低い周波数で振動板を動かすと、グリルを通る空気が大きく往復します。一回ごとの動きが水滴を奥から押し、間を空けることで水滴が集まります。大きくなると表面張力を超えて外に出ます。Apple Watchも水泳後に短い低音で同じことをします。Wringはこの方法をスマホ向けに調整しています。
水抜きに単音ではなく2段階を使う理由
このページのサイクルはアプリと同じです。前半は110–900 Hzを掃引し、下部スピーカーの空気を大きく動かします。後半は300–1500 Hzで、小さく低音が苦手な受話口向けです。どちらも上昇音、短い無音、下降音の繰り返し。一定の音では水がその場で振動するだけなので、音量よりもこの断続的な動きが重要です。
スピーカーに安全?
はい。通常の再生音量で可聴域の周波数を使います。音量を最大にした曲と同じレベルです。超音波は使わず、サイクルに1.5 kHzを超える音もありません。実行中は音が大きいため、スマホを耳から離してください。
できないこと
水抜き音で取り除けるのはスピーカーグリルの水です。スマホの内部に入った水は乾かせません。水没した場合は電源を切り、充電せず、1日乾かして、異常があれば修理店に相談してください。米に入れても空気中の湿気はほぼ吸わず、端子に残る粉が別の問題を起こします。
ブラウザ版がアプリより弱い理由
同じ音は生成できますが、ウェブページはシステム音量を変更できません。音量が30%なら振動板の動きも約3分の1です。Wringアプリは実行中に音量を100%にし、終わると元の音量に戻します。画面が下向きかも検知し、まだこもる場合は繰り返せます。Apple WatchやSiriからの起動も可能です。
こもりではなく音割れする場合
こもった音は水、パチパチ・ビリビリした音はメッシュにたまったほこりや糸くずが主な原因です。水抜きでは取れませんが、高い周波数のホコリ除去サイクルで粒子を浮かせられます。Wringにはホコリ除去モードと、どちらのスピーカーに問題があるか調べるスピーカーテストがあります。
水抜きショートカット、このページ、アプリの違い
よく使われるSiriショートカットは固定音量で165 Hzの単音を鳴らします。効果はありますが、単一周波数では一方のスピーカーにしか十分届かず、音の間隔もありません。このページはiPhoneやAndroidのブラウザで2段階のサイクルを無料で実行できます。アプリには音量調整、位置検知、再実行、ホコリ除去、個別テスト、端末の状態スコアが加わります。年に何度も濡れるならアプリをおすすめします。
このページで録音・アップロードはしません。音はWeb Audio APIで端末上に生成され、音声ファイルもアクセス解析も使いません。